マリー・アントワネットの青いドレス〜製作②

初回の相談の時に私はドレスの生地をアトリエの見本の中から選んでいました。

生地と材料を選んだら後は完成を待つだけ…と思っていたらアトリエから私が選んだ生地は廃盤になったので手に入らないと連絡がありました。

クチュリエールさんと手分けをして急遽生地探しが始まりました。時間が迫っているので必死です。オンラインでも販売されているライトブルーの生地をサンプルとして片っ端から購入しました。またサンプル帳がある生地はサンプル帳も送ってもらいました。

東京、京都、大阪の生地屋さんから次々生地が届きました。ですがモニターを通して見る生地と実際のものは色が全く違っていました。
ブルーだと思っていたらグリーンだったりグレーだったりでイメージ通りの生地はありませんでした。

正直なところ焦りました。
時間がなかったのです。

そこで神戸と船場、江坂の生地屋さん巡りをして実物を見てから選ぶことにしました。私は材料で妥協するのは嫌でしたが今回は時間がなかったのでそれも仕方ない…と覚悟していました。ところが幸運にも理想の色と質感の生地が見つかりました。やはりわざわざ足を運んだ事は無駄ではなかったのです‼︎

                       

生地はタフタかサテンかで迷っていましたが私はふんわり柔らかいイメージのドレスにして欲しかったのでサテンにしました。右の真ん中の列の上から5番目の生地で仕立てて頂くことに決めました。

袖のレースはこの2つで迷いました。フランス製のレースはとても美しくお値段も高めでしたがそんなに沢山使うわけではないのでこちらにしようと思いました。でもベースの生地を合わせてみると厚みのために存在感がありすぎて私のイメージするふんわり…とは違う気がして右の日本製のレースにしました。

 
色々な生地を見て回り写真に撮らせていただいたりして船場だけで一日が終わりました。
とりあえずメインの生地が決まったので神戸と江坂は中止しました。
生地決定が2019年3月22日、生地はメーカーで裁断後直接アトリエに送ってもらうことにしました。

この時点で5月27日の舞踏会まで約2か月しかありませんでした。

Leotta について

趣味は乗馬と海外旅行です。どちらかにお給料を使い果たしています。 2002年から2006年は乗馬に夢中で海外旅行へは行っていません。 2006年に大病を患い、いつか行きたいと思っていた場所に永遠に行けないまま人生が終わってしまうと本気で思いました。情報がない、車でないと行けない、ひとりで行くのは寂しいなど理由を探して旅行を先延ばししていました。そんなことをしていたら永遠に行けないとき気づきました。 行きたい場所にどうしても行くと決めてからは企画から手配までの時間も楽しいです。自力でしか行けない場所へ行くために海外での車の運転にも慣れました。 そして写真を撮るのも好きなので、素敵な写真が撮れると帰国後もまた、楽しめて得した気分になります。たくさんの失敗もありますがリベンジと称してもう一度行きます。 2016年はJALのマイルを貯めてファーストクラスでパリに! 今は新型コロナウイルスの影響で海外旅行が難しいのですが、状況が変わればすぐに行ける準備中です。
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