3時間前にニューオリンズの空港に着いて、それでもぎりぎりにニューヨーク行の飛行機に
何とか間に合いました。私は時間が気になりとてもイライラしていました。それでも空港係員は
誰も慌てないので余計にイライラして自分を持てあまして、精神衛生上良くありませんでした。ジェットブルーという聞きなれない飛行機に乗って、本当は安全性が気になるはずなのに
それ以上に予定の便に乗れて安心したせいで、すぐに眠ってしまいました。これでメデタシ、
メデタシ、なんてことにはならないのがアメリカの空港事情です。
ニューヨークについてすぐに何か変だと感じました。私が乗った飛行機を始め何台もの
ジェットブルーの飛行機が駐機場に見えるものの、それ以外の航空会社の飛行機が一機も
見えないのです。2014年のアメリカ旅行で学んだことは、飛行機を乗り換えるときは大急ぎで次の搭乗ゲートへ行くことでした。飛行機に乗るたびに例の健康診断並のセキュリティーチェックがあるのですから!
それなのにジェットブルーの飛行機以外はどこ?と不安になるほど案内の看板もないのです。ジェットブルーのカウンターを見つけたので国際線の搭乗口への行き方を尋ねました。どうやら長い通路の向こうにターミナルトレイン(空港内を巡回する電車)があるのでまずはそれに
乗るらしいということは分りました。
しかしターミナルトレインのプラットホームまでの距離が私が考えていたよりもはるかに長かったのです。しかも環状線みたいなターミナルトレインを途中で降りてまた別のターミナルトレインに
乗り換えなければなりません。
疲れていたことと、あまりにもたくさんの人に聞きながら辿りついたせいで細かいことは覚えていません。本当にようやくJALの成田行きの飛行機のチェックインを終えたときは体力を使い果たしていました。
(飛行機の窓からニューヨークの街を懐かしく眺めていました)
ニューヨークから東京までは14時間ものフライトですが神経質な私が疲れて眠ってしまったのは唯一ラッキーな誤算でした。テロ以前にニューヨークへ行ったときは、何一つ不便を感じなかったので、これはぜひとも書き留めておくべき出来事だと思いました。これを読んでくださった方も
アメリカでは、とにかく早く目指す飛行機の搭乗ゲートへ行かれることを強くお勧めします。