フランス貴族のお城☆フランス国王ルイ13世の滞在した部屋

前回から更新が遅れていました。この素敵なお城を動画でご紹介したくて、編集の勉強をして
いました。また、これを機会にルイ14世~16世に比べて何となく地味なイメージのルイ13世の気の毒な境遇についても調べました。フランス国王ルイ13世の滞在した部屋をご覧ください。

動画の内容について説明しますね。まず、ルイ13世が何のためにブリサック城に来たかということについてです。

ルイ13世はわずか9歳で国王になったので母マリー・ド・メディシスが摂政となっていたのですが、権力を手放したくない彼女はルイ13世が摂政を必要としなくなりブロワ城に幽閉されてしまいます。メディシスとはメディチのフランス語読みで彼女はイタリアのフィレンツェの名門メディチ家出身でした。イタリア人の彼女の取り巻きが好き放題していたのですね

彼女は幽閉されていたブロワ城から逃げ出すと軍隊を立ち上げ息子に差し向けました。その際
マリー・ド・メディシスも後に枢機卿となるリシュリューを味方につけようと画策するのですが
ルイ13世に先を越されてしまいます。結局枢機卿リシュリューを味方につけたルイ13世が勝利
しました。そして戦争の終結後の和平を結ぶためにブリサック城に2人は訪れたのです。

    ルイ13世とマリー・ド・メディシス 

その時国王が泊まった部屋が『ルイ13世の間』なのです。実はこの部屋は隠し部屋になって
います。2重扉になっていて外側の扉を閉めると外からは部屋があることがわからなくなって
しまいます。その理由は次回訪問の際にブリサック侯爵に尋ねてみます。

私が何となく豪華という理由のみで『ルイ13世の間』が好きでしたが、昨年放送された海外ドラマ
『マスケティアーズ~パリの四銃士』に夢中になり、四銃士が仕えるルイ13世についても俄然
興味が沸いていきました。ちなみにルイ13世の王妃アンヌはスペイン王の兄弟なのですね。
世界史の時間にヨーロッパの王族はみんな親戚と習ったことを思い出しました。

 

Leotta について

趣味は乗馬と海外旅行です。どちらかにお給料を使い果たしています。 2002年から2006年は乗馬に夢中で海外旅行へは行っていません。 2006年に大病を患い、いつか行きたいと思っていた場所に永遠に行けないまま人生が終わってしまうと本気で思いました。情報がない、車でないと行けない、ひとりで行くのは寂しいなど理由を探して旅行を先延ばししていました。そんなことをしていたら永遠に行けないとき気づきました。 行きたい場所にどうしても行くと決めてからは企画から手配までの時間も楽しいです。自力でしか行けない場所へ行くために海外での車の運転にも慣れました。 そして写真を撮るのも好きなので、素敵な写真が撮れると帰国後もまた、楽しめて得した気分になります。たくさんの失敗もありますがリベンジと称してもう一度行きます。 2016年はJALのマイルを貯めてファーストクラスでパリに! 今は新型コロナウイルスの影響で海外旅行が難しいのですが、状況が変わればすぐに行ける準備中です。
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