2016年アメリカの旅もクライマックスが近づいてきました。前回ここへ来たとき夕陽がとても
美しかったので夕暮れ時までここでのんびりと過ごすことにしました。映画『風と共に去りぬ』
の最後の夕暮れのシーンはバトンルージュのプランテーションが参考にされたそうですので、
ここノッタウェイプランテーションのことだと私は思っています。ここの地名はホワイトキャッスル
という名です。そしてホワイトキャッスルとはノッタウェイプランテーション自体のことだと言われて
います。
夕陽が射すと辺り一面が黄金色に輝き始めました。だんだんと光の角度が変わっていきます。
この美しい瞬間を待っていたのです。前回は雲がピンク色に染まるのを部屋から眺めていました。ミシシッピ川の土手から眺めれば夕陽を浴びたプランテーションが見れたかも・・・と思うと
ちょっと残念な気もします。でも、私の泊まった部屋は西に面していたんだなあ・・・とか色々な
ことを考えるのは楽しいことでした。
夕陽が沈み夜の帳が下りてきました。ノッタウェイプランテーションの建物の周りの木に
イリュミネーションがついていることと、昼間ツアーに解放している部屋は夜間も明かりが点いて
いるので暗闇にはなりません。私は今回の旅の最終日をここで迎えたことを、我ながら
素晴らしいプランだったと自画自賛しています。ここの夕陽の中で、もう一度、アメリカ南部を
訪れようと決めました。
夕食をレストランで済ませてから空港へと
向かうことにしました。車を運転するのでワインを飲めないのでハンバーガーとケーキとコーヒーにしました。アメリカンサイズなので満足感はあります。
周りはグループや家族で色々料理やワインをボトルで注文していました。ここのレストランはお勧めです。メニューも豊富ですし、良い雰囲気なので素晴らしい思い出になるでしょう。(もちろんお味もgoodです。)
2016年「風と共に去りぬ」の旅自体はここで終わりです。映画のラストシーンをイメージして今回の旅行を締めくくりたいと思っていましたので満足です。
この旅でも、とても素敵な想い出が沢山できましたし、アメリカの人たちとの再会と新たな出会いは、次のプランを早く立てたい気持ちに駆られます。日本では、まだ知名度も低いですし、旅行の難易度としては高いほうかもしれません。
2014年「風と共に去りぬ」の旅で、また違うアプローチでアメリカ南部の魅力をお伝えできるのではないかと思っています。