本当は内緒にしたいフランスの『秘密の花園』1

2013年のフランスの旅で偶然見つけたB&Bです。ブリサック城へ行く前日に近くに泊まりたいと思いBooking.comで探しました。当時はクレジットカードを使えないということで、そういう
ところも取り扱っているんだなぁ・・・という感じでした。ところが行ってみてその素晴らしさに
驚きました。嬉しい誤算です!足の指を骨折していてもここなら行ってみたいと2016年も
訪れることにしました。La Croix d’Etainいう名前なのですが、直訳すると『錫の十字架』とい
意味ですが、名前の由来をきちんと聞いておけばよかったな~と今思っています。


道路から見た外観です。まるで映画に出てきそう・・・。外から見ても期待は高まりますが、実際滞在すると、本当に感激します。
まず、驚くのが表通りに面しているのは建物の裏側だということです。車で到着すると入り口
がわからなくて当惑します。前回は電話してオーナーに車に同乗してもらいました。

今回も苦労しました。今回は親切な通りがかりのご夫妻に助けていただきました。前回は
オーナーにナビしてもらったので記憶に残らなかったのですが、ここは車用のゲートが
随分と離れているのです。しかも暗証番号がわからないと扉が開かないのです。


通りに面した看板でここがLa Croix d’Etainだとわかります。車以外で到着するとここから
中に入ります。滞在中もここから出入りします。

通りから見えない 建物の表は敷地がとても広くて、そこには花や樹木がたくさん植えられて
います。表通りからはこの花園は見えないので『秘密の花園』と私は思っています。樹木が生い茂り花が美しく植えられえているLa Croix d’Etainでは本当に心が癒されます。
ここをロワールのお城への拠点とするには西に寄り過ぎていますが不可能ではありません。
ですが、私は足の親指を骨折していたのでここでゆっくりしたかったのです。ここのおもてなしの素晴らしさこそ、今回のファーストクラスの旅にふさわしいと確信していました。うろうろと観光
するのもアリだと思いますが、フランスのこんなお屋敷で自分の家で過ごすかのような旅は
私のお気に入りのスタイルです。

庭から見た建物です。一階の真ん中のドアをあけてチェックインの手続きをします。ここは
チェックインカウンターもなくドアにトリップアドバイザーのステッカーがなければ扉に手をかける
のをためらってしまうかもしれません。部屋は2階に3室あるだけですが、これがまた、素敵
なのでロワールのお城なんてもうどうでも良くなってしまいます。(当たり前すぎますがロワールのお城はお城で充分行く価値はあります。というか私にとってもメインイベントですが)一瞬
本来の目的を忘れるほど素敵という意味です!


写真の真ん中にあるバラのアーチ。あと2週間~3週間後であれば花が咲いていたのに残念
ながら小さな蕾でしした。私は今回ここで2日間どこへも行かず過ごしたので次回もここの魅力
についてお話したいと思います。

 

 

Leotta について

趣味は乗馬と海外旅行です。どちらかにお給料を使い果たしています。 2002年から2006年は乗馬に夢中で海外旅行へは行っていません。 2006年に大病を患い、いつか行きたいと思っていた場所に永遠に行けないまま人生が終わってしまうと本気で思いました。情報がない、車でないと行けない、ひとりで行くのは寂しいなど理由を探して旅行を先延ばししていました。そんなことをしていたら永遠に行けないとき気づきました。 行きたい場所にどうしても行くと決めてからは企画から手配までの時間も楽しいです。自力でしか行けない場所へ行くために海外での車の運転にも慣れました。 そして写真を撮るのも好きなので、素敵な写真が撮れると帰国後もまた、楽しめて得した気分になります。たくさんの失敗もありますがリベンジと称してもう一度行きます。 2016年はJALのマイルを貯めてファーストクラスでパリに! 今は新型コロナウイルスの影響で海外旅行が難しいのですが、状況が変わればすぐに行ける準備中です。
カテゴリー: JALファーストクラスの旅 タグ: , , パーマリンク

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