パリもロンドンもローマも逃げたりしない。いつでも行けるから・・・とかイギリスの湖水地方は
特にこだわりがあるのでプランを納得するまで暖めてから行けばいいわ・・・なんて思って
らっしゃる方も少なくないと思います。でも、行ける条件が揃っているなら行ける内に行くべき
です。
私は2017年の旅行は諦めました。例のお留守番ネコちゃんが重病にかかってしまった
ので行きたくてもあの仔を置いてどこへも行けません。私の旅行中に何かあったら一生後悔
することは間違いありませんし、私以外、薬を飲ませることが出来ないから絶対無理です。
私ですら2回も指を噛まれたので他の人には頼めません。獣医さんですら怖がって引いて
しまうくらいです。しかもあの仔はこの先ずっと薬を飲み続けなければならない病気で、
悲しいことに突然ほぼ失明してしまいました。
(今年の9月17日の写真。このときはまだお目目みえてたのに・・・)
今は私があの仔の目の代わりをしなくてはなりません。ブログを更新していなかったのは旅に対する情熱が冷めたからではなくまず、私にとって最優先なのがネコちゃんの傍にいることだったのです。いろいろ調べて薬に代わるキャットフードがあることなども知りましたが今は担当の先生を信じてネコちゃんと二人三脚でこの先進んで行くつもりです。
今の私はいつになるかわからない次の旅行のプランを暖める他、何も出来ないのです。
でも私自身未だに難病の登録者なんです。私に奇跡が起きたようにネコちゃんにも奇跡が起きることを念じています。
(10月12日、この時もうほぼ見えてなかったみたい。ふわふわなので激ヤセにも気づかず・・・)
誰だって思いもしない番狂わせが起こり得ます。なのでもし、今行ける条件が揃っている人はチャンスを逃さないでください。
幸い私は素晴らしい旅を楽しんできましたので、その体験を書き綴っていくことでもう一度楽しい
思い出が蘇ります。
次回は本当は私の隠れ家にしたい素敵なフランスの『秘密の花園』から再開します。